ニュージーランドのフレッチャービル、パイプ漏れのクレームで12年で最悪の一日に
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ニュージーランドのフレッチャービル、パイプ漏れのクレームで12年で最悪の一日に

Oct 13, 2023

ニュージーランドのオークランド市の建設現場でクレーンを飾るフレッチャー・ビルディング社の看板、2017年6月25日。ロイター/デビッド・グレイ/ファイル写真、ライセンス権を取得

[10月16日 ロイター] - フレッチャー・ビルディング(FBU.NZ)のニュージーランド上場株は、オーストラリアの数軒の住宅で報告された配管の故障が建物の製造上の欠陥によるものであるとする主張を同社が否定したにもかかわらず、月曜日に再開された取引で14%下落した。それが生産したパイプ。

オーストラリア証券取引所の上場株は10%近く下落し、オーストラリア証券取引所200種ベンチマーク指数 (.AXJO) では値下がり率トップとなった。 フレッチャー株は、同社が申し立てに応じるため、先週の木曜日から両取引所で取引が停止されていた。

建設資材メーカーは8月、同社のプロフィットポリブチレン配管パイプを使用して建設された1万5000戸近くの住宅で、2017年半ばから2022年半ばまでに漏水が発生したと発表した。

パースで現在被害を受けている住宅の約90%を同業のデルストラット社と共同で建設しているバッカリッジ・グループ・オブ・カンパニーズ(BGC)は、パイプの欠陥が漏水につながっていると述べ、製品安全性リコールを阻止したとしてフレッチャー氏を非難した。

フレッチャー氏は金曜日、この主張を否定し、全国的に同量のパイプが販売されているにもかかわらず、重大な配管の故障がパースでのみ明らかであったことを引き合いに出して、地域特有の設置慣行が故障の原因であることを指摘した。

月曜日、株価は最大14.1%下落して4.190ニュージーランドドルとなり、約3年ぶりの安値となった。 株価は前回12.1%下落しており、損失が続けば2011年10月12日以来の最悪の日となる見通しだ。

JPモルガンのアナリストらはメモで「フレッチャー氏とBGCはいずれも意欲的な当事者であり、解決までのプロセスは不安定で長引く可能性が高いとわれわれは見ている」と述べた。

バンガロールのヒマンシ・アクハンド氏による報告。 編集:シェリー・ジェイコブ・フィリップス

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