3D Systems が銅を発表

2022 年 9 月 6 日

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米国サウスカロライナ州ロックヒルの 3D Systems は、DMP Flex 350 金属積層造形機で使用する耐食性銅ニッケル合金 CuNi30 を発表しました。 この材料は、レーザー ビーム粉末床融合 (PBF-LB) プロセス用の材料とプロセス パラメーターを開発するための、HII のニューポート ニューズ造船部門との同社の協力から生まれました。

「3D Systems による CuNi 合金の開発における重要なマイルストーンの完了を発表できることを嬉しく思います」と HII の一部門、ニューポート ニューズ造船所のエンジニアリングおよび設計担当副社長のデイブ ボルカー氏は述べています。 「今年の初めに、私たちは 3D Systems との、ニッケルベース合金のダイレクト メタル プリンティングのための腐食性能設計ガイドの研究開発に関連する数年にわたる取り組みを完了しました。 私たちは、3D Systems とのパラメータ開発の取り組みを、業界にとって興味深い他の合金にも拡大し続けることを楽しみにしています。 これらの開発により、お客様に品質、スケジュール、パフォーマンスのプラスのメリットを提供する方法で、積層造形の使用を当社のプラットフォームにさらに拡大することができます。」

銅ニッケル合金は、その優れた耐食性と抗菌性および抗藻性の特性により、塩水、石油、酸性環境で広く使用されています。 CuNi30 は、船舶 (造船や修理など)、海洋石油・ガス、化学および原子力産業向けのパイプ継手やバルブの製造によく使用されます。 これらの合金は、安定した機械的、物理的、および熱的特性 (400 °C から **-**270 °C まで) も備えているため、極低温用途に適しています。

3D Systems は、銅ニッケル合金は歴史的に鋳造が難しく、品質基準を満たすために再加工と再検査のコストのかかるサイクルが追加されることが多く、その結果リードタイムが非常に長くなり、銅ニッケル合金の生産をサポートできる有能で意欲的なサプライヤーの数が限られていると説明しています。高品質のハードウェア。 HII は、DMP のハードウェア、材料、プロセスが生産コンポーネントとして適格であれば、大きなメリットが得られる可能性があることを認識し、これを実現するために 3D Systems と提携しました。

CuNi30 の開発により、ニューポート ニューズ造船所は従来の鋳造技術の代わりに積層造形を使用できるようになりました。 ニューポート ニューズ造船所の少量多品種ハードウェアのニーズを満たすために CuNi30 から付加的に製造された部品は、リード タイムの 75% 短縮と在庫コストの削減により、サプライ チェーンの効率を向上させることが期待されています。

「3D Systems は、新しい積層造形材料およびアプリケーションの高度な研究開発および商品化において、信頼できるパートナーとしての評判を獲得しています。」と 3D Systems の航空宇宙および防衛部門担当副社長の Michael Shepard 博士は付け加えました。 「当社は米国海軍と数十年にわたる関係を築いており、航空機部品や潜水用コンポーネントを含むさまざまな用途のイノベーションの推進に貢献してきました。 ニューポート ニューズ造船所との最新プロジェクトでは、AM 向けに特別に設計された銅ニッケル合金が誕生し、従来の鋳造品と比較して部品密度と機械的特性が向上しました。 私たちは、直接金属印刷と CuNi30 がニューポート ニューズ造船所の生産ワークフローとそのイノベーション パイプラインをどのように加速できるかを見ることを楽しみにしています。」

3D Systems は、業界をリードする材料ポートフォリオに CuNi30 を追加し、他の業界向けの耐食部品の直接金属積層造形を可能にする予定です。 この資料は、2022 年の第 4 四半期に一般公開される予定です。

www.3dsystems.com

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